皆様への御報告
これまでの温かい御理解と御支援に、衷心より感謝申し上げます。
昨日4月23日の民進党東京都府中市支部緊急臨時総会の議を経て、本日4月24日に離党届を提出致しました。
先日の報道以来、多くの皆様に御心配と御心労をおかけ致しましたことを深くお詫び申し上げます。
この間の経緯につきまして、御説明をさせていただきます。
御承知の通り、民進党は昨年夏の東京都知事選挙におきまして、候補を擁立しましたが、勝利することはできませんでした。
しかし、当選されました小池百合子都知事が、旧来のしがらみにとらわれない改革を進めていることから、民進党所属の都議会議員は「東京改革議員団」という会派を都議会内で結成し、小池知事の改革を支持し、支える一翼として活動してまいりました。
私も、会派の幹事長代理として、知事サイドとの協議や調整の最前線に立ってまいりました。また、オリンピック・パラリンピック等推進対策特別委員会や豊洲市場の移転問題に関する調査特別委員会いわゆる百条委員会に所属し、都政の課題解決に全力を尽くしてまいりました。
このような中、私は小池知事とともに都政を改革することが、真に都民の幸せを実現し、また「東京改革議員団」ならびに民進党の掲げる政策を実現させるうえで、最善であると確信するに至りました。
そのため、今般7月の都議選では、2人の現職議員の他に都民ファースト公認候補擁立が想定される定数2の府中市選挙区において、旧態依然とした旧来の都議会を打破し、党派を超えた広範な連携のもと、真に都民のための都政を実現するために、党組織を離れ無所属にて、有権者の皆様の信を問うべき、との判断に至りました。
もとより私の政治活動は、これまでも多くの方々に支えていただきました。府中市議会議員や後援会の皆様、民進党の党員やサポーターの皆様、連合や社民党をはじめ推薦し応援していただきました多くの皆様。4年前の都議選では、地元の生活者ネットワークの皆様にも御支持をいただきました。
これまでの御支援、御指示に改めて深く感謝申し上げますとともに、御支援、御支持をいただいてきたからこそ、皆様の声を都政に反映させる議席を断じて失ってはならないと、強く考えております。
今回の決断に先立ち、府中の市議団の皆様や後援会の皆様に御相談をしてまいりました。
率直に申し上げて、厳しい御叱声もいただきました。一方、後援会の皆様や民進党の党員やサポーターの皆様をはじめ多くの支持者の方々には、飲み込み難い決断にもかかわらず、御理解をいただきました。感謝の言葉もございません。
もとより、私の政治理念・政策を変えるつもりはありません。あくまでも、都議会や都政を変え、真に都民のため都政を実現するという大義を果たすための決断として、有権者の皆様にも何卒、御理解いただきたく、伏してお願い申し上げます。
なお、今後につきましては、当面無所属として活動してまいりますが、「都民ファーストの会」と今まで以上に連携をしてまいる所存です。
また、後援会はもちろんのこと、民進党や連合をはじめ、これまで御支援、御支持いただきました皆様との絆を大切に、その政策や要望実現に全力を尽くしてまいります。
以上、何卒御理解を賜りたく、伏してお願い申し上げます。
東京都議会議員
小山 有彦