【市長対談02】▶

イラストラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピック

小山都議 2019年のラグビーワールドカップと、2020年のオリンピック・パラリンピックは、東京スタジアム(味の素スタジアム)とその隣に整備されている武蔵野の森総合スポーツプラザで開催されます。この2大会の開催を通じて東京はもちろんですが、府中の発展と振興につなげていきたいと考えています。

髙野市長 私も2大会を通じて多くの方に訪れていただくことが、府中市の発展や振興において、大事だと思っています。特に府中市としては、2019年のラグビーワールドカップにおいて、いずれかの国のキャンプ地に選ばれることによって、その契機としたいと思っています。キャンプ地として選ばれるには、施設の整備が欠かせませんし、外国からたくさんの方がお見えになることも含めて、やはり東京都から財政的にも人的にも支援が必要となります。是非、小山都議には協力をお願いしたいと思います。

小山都議 もちろんです。しっかり取り組んでまいります。東京スタジアムでは、2019年のラグビーワールドカップで開会式、開幕戦が行われ、2020年のオリンピック・パラリンピックでは7人制ラグビーの競技が行われます。これを一体的にとらえていくことが必要ですね。

髙野市長 そう思います。2大会を一つのつながりとして、府中市としても取り組んでいきたいと思います。多くの方が府中を訪れていただける絶好の機会となります。さきほどお話しましたラグビーワールドカップのキャンプ地誘致の成否は別にしても、世界のラグビーチームが、大会開催の数日前から府中に来て東芝かサントリーのグラウンドを借りて調整するという可能性もあるわけです。

小山都議 そうですね。東芝ブレイブルーパスやサントリーサンゴリアスという日本屈指のラグビーチームが府中を拠点にして活動されていますし、日本代表選手が府中市内に在住在勤されていますよね。高野市長がこれまで、ラグビータウンとして取り組まれてこられたことが、今回の2019年のラグビーワールドカップと2020年のオリンピック・パラリンピック開催で天の時を得て、府中の地の利、そして多くの人の和で大成功をおさめ、府中の発展・振興につながるようにしたいと考えています。キャンプ地誘致の実現のため、東京都としてもできる限りの支援をしていきたいと思います。

【column】 2019 年ラグビーワールドカップと2020 年東京オリンピック・パラリンピックの成功にむけて

小山くにひこ都議は、ラグビーワールドカップ日本大会の開会式および開幕戦が、東京スタジアムで開催されることを受け、2019年のラグビーワールドカップ日本大会と2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の2大会を、一体的にとらえて準備を進めるべきと提案しました。この提案を受け東京都は「ボランティアや多言語対応など戦略的に大会準備を進め、2つの大会を一体のものとしてとらえて、必ず成功に導く」としました。またラグビーワールドカップのキャンプ地として、府中市が選定されるようワールドラグビーのラパセ会長に要望するとともに、東京都の支援も求めました。
また小山都議は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの競技会場や大会計画について、大会開催後の先を見据えた会場整備や計画となるよう求めました。特に競技会場の整備にあたっては、大会後に負の遺産とならないよう、後利用のビジネスモデルを確立した上での計画となるよう強く求めました。また、府中市で開催される予定の自転車競技のロードレースについては、府中市役所や大國魂神社、東京競馬場の前を通るルートへの変更を、東京都や大会組織委員会、競技連盟に提案し、東京都は「組織委員会と連携し、国内・国際競技団体と調整する」と答え、その実現にむけ取り組んでいくとしました。

【市長対談02】▶

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